鉄道写真集3
懐かしい日本の鉄道の音が聞けます。
注:WAV format or Realaudio のみです.
1985年、四国
昔、四国は気動車王国でした。美しい国鉄色の気動車がヘッドマークを斜に掲げて
縦横無尽に駆け巡っていました。
朝暁のDF5044
この頃の四国の気動車と言えばやはりDF50でしょう。ジーゼルで発電機を回し
て得た電気でモーターを廻して走るという回りくどい方式の機関車でした。そのた
め走り出しにはDD51等の機械式ジーゼル機関車のような迫力は無く、まるで電
気機関車のよう(?)でした。
あさぎり(新宿にて)
小田急のSE(Speed and Economy)車は私たちが子どもの頃の乗り物絵本には必ず
描かれていました。当時最新型の、軽量化技術の粋を尽くした特急車両もまだ手
動ドアでした。
EF57
EF57は国鉄の旧性能直流機関車の中で最も美しいスタイルを持っています。
この機関車は本当に好きで良く追いかけていましたが、如何んせんまだ写真技術
が全く未熟で良い絵が残っていません。
特急南紀
ジーゼル気動車で最も美しいスタイルを持っていたのがこのキハ82型でしょう。
反面キハ81型は同系列でありながら無骨でゴツいスタイルであり、対照的です。
今はカミンズのエンジンを持つ最新型気動車「キハ85」に置き換えられていま
すが、その加速性能は強烈です。
小山駅近辺の貨物引き込み線
この錆び付いた線路もまた本線へと繋がり、それは血管のように日本中を駆けめぐって、やがて夏草に埋もれた名も知らぬ土地の引き込み線や雪国のスイッチバックへと通じている。
そうして鉄路の上を夢は駆けめぐる。
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