増幅のこと。波形編集ソフトだと、音量を下げる時にもアンプリファイを使う。
フェードインやフェードアウトの時にも使用する。
鼓動。音楽だとバスドラムやスネアドラムが入っている部分かな。音鉄だとジョイント音でしょうね。
波形編集ソフトにはこれを検索する機能があったりする。音鉄じゃあまり用は無いか。
いわゆるプッシュホンのピポパ。
アリバイ工作に便利
音量の移り変わりを操作すること。コンプレッサーやリミッターの事と思えば良い。
キョーサンのSL音をD51並にダイナミックにするために使うものではない点に注意。
例えばselect entire waveなんて書いてあったら最初から最後まで「全て選択」と思って良い。
ここでは空気圧縮機の意味ではない。
信号の増幅率を信号のレベルによって変える処理。
小さな音を大きくし、大きな音はそのまま。
テープレコーダーの「自動録音」のようなもの。
音鉄等の環境音にはあまり使わない。
信号の大きさの単位。
耳で聞こえる音量差に近いと言われる。
音楽分野では知らないといけないことだけど、音鉄の編集だったらまっいいか。
入力信号を遅らせて出力に出すこと。
音楽では良くこれを元の信号と混ぜたりする。その時、遅らせる時間が短いとデュエットしているみたいになるし、長いといわゆるエコー、やまびこになる。
歌がヘタで音程が怪しい時のゴマカシにも使える。
音鉄にはまず使いません。
ディレイの一種。やまびこのこと。
山彦と残響を併せたような残響効果。その昔、電子的に残響を作ることが難しかった頃、スタジオには残響を作るための小部屋が用意されていました。壁も天井も床もコンクリというとても残響の多い部屋で、その中にスピーカーとマイクが仕込んであった訳ですな。
元の信号に少しだけ遅らせた信号をミックスすると、グライコのスライドボリュームを1つおきに下げ切ったような強烈なフィルター効果(comb filter=コムフィルターと呼ばれる)が生まれるのですが、その遅らせ具合を長くしたり短くしたりゆっくりと揺らすと櫛の歯が右へ行ったり左へ行ったりしてカットされる周波数も揺れる効果が生まれる。これがフランジャー。
いにしえのハードロック系のギターなんかで聞かれる「ジョンジョコジョンジョコジョンジョコ」のようにジェット機の通過音みたいな音にする効果がある。
ボリュームツマミの動きをグラフ化したもの。
例えば収録のミスで元々の音の大きさは変わらないのにマイクを動かしたがために音量が大きく変わっちゃったような時に、その音量変化と逆の動きのエンベロープを作っておいて修正をかければカンタンに一定音量に出来る。
オーディオのグラフィックイコライザーのようなもの。
特定の周波数だけ音量を上げたりカットしたり出来る。
この時の周波数成分の分析の仕方に何種類かある。
例えば交流区間収録で架線のブーンというハムノイズを拾ってしまったような場合、FFTフィルターで特定の周波数(例えば50Hz)だけを強力にカットするような使い方が出来る。
他にも風雑音を拾ってモコモコしているのを低域だけカットして救うような使い方もある。
信号を発生させること。
音鉄ではファイルの繋ぎや前後にsilence(無音)部分を作るために使うことがある。
波形の上下をひっくり返す。
トラブルで方チャンネルだけ逆相で録音されたような場合に使う。
某大手有名メーカーの民生用ワンポイントステレオマイクの内部配線が片チャンネルが逆相になっていて、それで収録された録音を直すために使ったことがある。
故意に、ちゃんと録音されているヤツの方チャンネルだけ逆相にしてヘッドホンで聞くと脳ミソがグラグラしてゲー出そうになる。
テープを逆回ししたような効果を出す。
音鉄では絶対使いません。
コンプレッサーの一種だと思っても良い。
信号の大きさがある一定値を越えないようにする装置。
音鉄の場合、極端なピークが数カ所だけ有るために他の音のレベルが小さくなってしまっているような場合にリミッターを通してピークを押さえ、その後にノーマライズして全体の音量を上げることがある。
何事にも節度を持ってという教訓のような機能である。
アメリカの音響機器メーカーで、ミキサーが有名。そのミキサーについているマイクアンプとイコライザーが定評がある。
フエルトペンの商標のことではない。
雑音を低減させること。カセットテープレコーダーではドルビーでお馴染み。波形編集ソフトの場合にはノイズ成分であろうと思われる信号のレベルを選んで下げようという発想。だから音鉄のような環境音の場合にはどれがノイズなんだか聞き分けが付かないような物にはまず使えましぇん。
波形のピークが16ビットフルになるように変換すること。
ノーマライズはファイル毎の音量のバラツキをある程度揃えるのに役立つ。
8ドットのフォントを16ドットのフォントに変換するような処理。
録音レベルでしくじって、元のレベルが極端に小さなファイルを救おうとしてこの操作を行うとザラザラとした酷い音になってしまう。そういう縮んだセーターを引っ張って伸ばして着るみたいな事はしてはいけない。
段々のこと。鉄道で言うノッチは有段変速の段々のことだが、波形編集でノッチと言えば、ある周波数範囲だけをボコーンとそっくり取り除くフィルターの事を言う。
時間はそのままで音程を上げ下げすること
1万5千回転で回るMT55なんてのを作ることも出来る。
残響のこと。トンネルの中でアッと叫ぶとワンワンと響くあれ。
音鉄にはまず使わない。
山手線を地下鉄にしたら?みたいなのが簡単に作れる便利な機能。
無音のこと。無音だから静か。
点と点で結んだカクカクの線を滑らかな曲線にする方法の一つにスプライン補間というのがあって、フィルターやコンプレッサーの指定時に使われる。
東武DRCを南海こうや号にするような物だと思えば解りやすい。解りにくいか。
演奏時間や音程を変えること。アナログレコードプレイヤーには回転数を微調整するツマミが付いていたが、アレに加えて音程は変えずに時間だけ伸ばすような便利な機能もある。アリバイ工作に使えるカモ。
縮める時にもストレッチと言うのが不思議。
草加−柏間を時速300キロで爆走する東武5000系なんてのを作る時に便利
しきい値のこと。コンプレッサーだとthresholdレベル以下の信号と以上の信号で増幅率を変える。
つまり、「この大きさの音」より大きければちょっと押さえようなんて時の「この大きさ」のこと。
標準体重を越えたら食事を制限し、下回っていたら普通に食べても良いとすると、この場合は標準体重がスレッシホールド値になる。
音程はそのままで時間を伸ばすこと。
処理的には近くの波形を適当にコピーして水増しするようなことをして時間を伸ばすが、ごくごく小さい範囲でそれを繰り返すのでジョイント音の数が増えたりはしない。「つぎは、しながわ」が「つーぎーはー...しーなーがーわー」になる訳だ。
東京−新大阪間の所要時間がSL時代の「つばめ」並の「のぞみ」なんてのも作れたりする...
アリバイ工作に使えるカモ。